今回の大家対談は、波乗りニーノさんと菊地美佳さんにご登場いただきます。菊地さんはなんと今年、長年住んだ東京から宮崎県へ夫婦で移住されたそうです。サーフィン好きという共通点を持つおふたりが、「不動産投資×自分らしいライフスタイル」をテーマに、宮崎のサーフタウン・青島から全4回でお届けします。
■二人のサーファー大家さん、南国宮崎にて再会
波乗りニーノ（以下、ニーノ）さん
美佳さん、久しぶり！今回はよろしくお願いします。
菊地美佳さん
お久しぶりです。よろしくお願いします。
海のそばのおしゃれなカフェで対談スタート
ニーノさん
コロナ期間中にニーノの部屋（オンラインセミナー）にゲスト出演してもらったけど、直接お会いするのはいつぶりでしょうね。まさか大好きな宮崎でこうして再会できるなんて、嬉しいですよ。宮崎には毎年来てるけど、美佳さんとはいつもニアミスだったんですよね。
菊地美佳さん
そうですね。私はだいたい10月に来てて、ニーノさんは11月で、ちょうど入れ違いになってましたよね（笑）
ニーノさん
そうそう。ようやく一緒にサーフィンもできるし、お家にも泊めていただけるということで、お世話になります。さっそくですけど、今回の宮崎移住の決断にはどういった経緯があったんですか？
■突如として宮崎に移住を果たした菊地さん。一体なぜ？
菊地美佳さん
サーファーの私達夫婦にとって宮崎はずっと昔から大好きな場所で、かれこれ10年以上サーフトリップで通っていたんです。それで、ここ数年宮崎の青島エリアがどんどん盛り上がって来ているのを肌で感じていて、「今のうちに青島の物件買っといた方が良いんじゃない？！」なんて夫婦で冗談っぽく話したりしていました。
ちょうど、コツコツ買って直してきた不動産も増えてきたので、「いつか海の近くに引っ越して、いつでもサーフィンができる暮らしがしたい」という私達の夢もそろそろ実現に向けて動き出そうかな、というタイミングでもありました。
でもさすがに宮崎移住は距離的にもハードル高すぎるし、千葉のサーフタウンの一宮あたりにしようかと物件探しを始めたのがスタートでした。
ニーノさん
そんなに前から宮崎に通ってたんですね。一宮には良い物件はなかったんですか？
菊地美佳さん
あったんですよ！でもライバルに先を越されちゃって。それであまりに悔しいから勢いで宮崎の物件をネット検索したら、青島の良い場所に築30年、3階建のRC二世帯住宅が売り出されてるのを見つけて。「これは！」とピンと来たので、すぐに飛行機を予約して夫と一緒に宮崎に飛んで行きました。
ニーノさん
えーっ！それはすごい行動力ですね。
菊地美佳さん
せっかくの機会なので、他にも賃貸にできそうな区分マンションなど物件をいくつかピックアップして、まとめて内覧に行きました。賃貸物件も一緒に買えば、そこからの家賃で自宅の支払いにカウンターを当てられるじゃないですか。
結局、他の物件はイマイチだったんですけど、本命のRC戸建は実際に見てもやっぱり良くて、さあどうする？！って、そこから緊急家族会議ですよ（笑）。
ニーノさん
買ったら移住決定の大決断ですもんね。答えはその場で出たんですか？
菊地美佳さん
ハイ、以前に宮崎はさすがに遠いんじゃないかなあ、とこぼしていた夫が「良いんじゃない！」と前向きな反応をくれたんですよ。まあ、前からサラリーマン辞めたい、ずっと家のリフォームしてたいーっていつも言ってましたしね（笑）。そういうわけで、よし行こう！とすぐに決まって、その場で買付を入れました。
後にも内覧希望者が控えているというので、「お金は何とかして絶対に買うから、売り止めにして欲しい」と仲介担当者を説得して、すぐにネット掲載も取り下げてもらいました。
ニーノさん
素晴らしい決断の早さですね！買い逃さないための効果的なひと言も含め、さすが、そのあたりは経験豊富な不動産投資家って感じですね。満額で買ったんですか？それともマイルドに指値した感じ？（笑）
菊地美佳さん
はい、マイルド指値で（笑）。欲張って指値交渉して買えなかったら元も子もないので、マイルドに。あまり安くはならなかったけど、買ってからも周辺エリアの地価がどんどん上昇していってるので、そこでホクホクしています（笑）。聞いた話では、ここ最近で地価が1.5倍も上がったそうです。
ニーノさん
すごいですね。でも、もっと上がるポテンシャルも全然あるんじゃないかな。こういう時って上がり出したら、ワーって勢いよく上がったりするものですし。
菊地美佳さん
そうですね。以前に一宮エリアの地価が上昇していく様子を観察していたので、青島も同じような上がり方をするんじゃないかなと見ています。あっという間のスピード感で宮崎移住という、人生を変える選択をすることになりましたが、良いうねりが来たので波に乗った、というような感覚ですね。
それができたのも不動産があったからこそなので、改めて不動産投資をやっていて良かったと思います。
ランチ対談。お揃いでオーダーした牡蠣のクリームリゾットに舌鼓
ニーノさん
そうですね、今までの積み重ねがあったからできた決断ですね。ところでこの牡蠣のリゾット、めちゃくちゃ美味しいですね？！大きな牡蠣がゴロゴロ入ってて、濃厚な旨味が最高ですよ。
何気ない野菜サラダも新鮮で美味しいし、宮崎は本当にごはんが美味しいんですよね。人もあったかくて感じが良いし。美佳さん、こんな良いところで暮らしてるなんて、めちゃくちゃリア充じゃないですか（笑）。
菊地美佳さん
ふふふ、確かにリア充ですね（笑）。いつも宮崎から東京に戻るときに「帰りたくないね〜」と寂しい思いをしてたので、大好きな宮崎に家があって、いつでも気兼ねなくサーフィンに行けるという幸せを噛みしめています。
東京から遠く離れた地方の宮崎で、夫婦の長年の夢であった「海がすぐそばにあってサーフィンをいつでも楽しめる生活」を叶えた菊地美佳さん。次回はともに多拠点生活を送る二人から見た地方の魅力や、複数の拠点を持つことのメリットについてお届けします。お楽しみに。
