どもども
みなさま、こんにちは。
DIY大家のソーリムウーハーです!
息子を『世界一の金持ち』にさせる実験について書いた前回に引き続き、投資家としての子育てについて書かせていただきます。
今回はボクが子育てをするにあたって、気をつけているルールを5つご紹介します。
①甘えさせても甘やかさない
これは自慢なのですが、ボクは息子が転んだときに一度も助け起こしたことがありません。
生まれてから、1回もないです。
走って転んでも、ベチャッと潰れても、必ず自力で立ち上がらせます。
絶対に、手を貸すことはしません。
2歳の頃に「アメの袋が開けられない」と助けを求めてきましたが、開けてやるのではなく、袋の持ち方と力の入れ方を教えて、自分でやらせます。
どれだけ助けを求められても、助けません。
解決策を教えて、自力で乗り切るまで辛抱強く待ちます。
5分くらい袋と格闘して、彼はアメ玉を口にすることができました。
こういった細かい成功体験を積み重ねることで、大抵のことは自力でできるようになります。
歩き疲れて「抱っこ」と言われても、絶対にしません。
でも甘えて「抱っこ」と言われた時は、気が済むまで抱っこします。
「甘えさせる」と「甘やかす」
言葉は似ていますが、まったく違うのです。
②ゲーム(ビデオゲーム・スマホゲーム)は禁止
昔のゲームは、いかに短い時間でお金を奪うかを考えて作られていました。
ボクも学生時代は、秋葉原や渋谷で大量の100円玉を筐体に飲み込ませたものです。
でも今のゲームは、プレイヤーから『時間』を奪うことに徹底しています。
長時間あそばせて無限に広告を見せて、時間を搾取します。
さらに厄介なことに、画面の切り替わり方や、音響、広告のタイミングまで、中毒性を持つように計算して作られています。
これらは酒やタバコ・ドラッグ以上に、脳の快楽物質を刺激します。
一度はまると、子供が自力で抜け出すことは不可能です。
大ゲサと思うかもしれませんが、この中毒症状で子供が学校に行けなくなってしまったという知り合いが何人もいます。
どれほどゲームが危険でも、法律は規制してくれません。
親がルールを作って、守らせるしか手段はないのです。
我が家ではそういった理由から、テレビゲームを禁止しています。
その代わり、プラモデル・レゴ・ラジコンのような、自分で作って遊べるものを与えています。
③スマホを持たせない
ボクはスマートフォンに深く関わる仕事をしているのでよく判るのですが、子供がスマホやタブレットを使っても何1つ良いことは起きません。
断言しますが、良いことは『ゼロ』です。
『スマホ・タブレット』と『パソコン』の違いをご存じでしょうか?
スマホは完成された動画やホームページを『観る・聴く』のが得意なツールです。
一方でパソコンは、『何かを作る』のが得意です。
よく『子供にITの知識を付けさせるために、スマホを持たせる』という話を聞きますが、スマートフォンやタブレットを使っても絶対にIT知識は身につきません。
完成されたアプリケーションを『使う』だけのツールですから、何かを考えて作れるようにはならないのです。
そしてスマホもゲームと同じく、中毒性を持つように・時間を奪うように設計されています。
さらに危険なのは、『100%ソフトウェア』であること。
スマホはパソコンと違い、タッチパネル操作なので、ボタンを押す感触がない完全バーチャルの世界です。
まだ指先の運動神経が完全でない子供のうちにスマホに慣れてしまうと、ハードウェアな感覚が身に付かなくなります
(カンタンに言えば、DIYができない超不器用になります)。
うちの息子にはパソコンは与えても、この先もずっとスマホを買い与えることはありません。
④9時には必ず寝かせる
夜は、9時に必ず寝かせます。
8時間以上は眠って、朝は5時頃に起きてきます。
夜たっぷり寝かせれば、心も落ち着きます。
学校でも眠くならないので、授業を聞いているだけで勉強ができるようになります。
子供のうちは、時間の管理がなかなかできません。
時間を決めて、早く眠れる環境を作るのは、親の役目だと思っています。
⑤子供にお金で頼らない
ボクが息子に『世界一の金持ち』を目指すように仕向けたのは、彼の選択肢を広げるためです。
金持ちも世界一のレベルになれば、何にだってなれます。
宇宙飛行士にもなれるし、スポーツ選手にだってなれるでしょう。
映画監督にもYouTuberにも、なろうと思えば次の日にはなれます。
欲しいと思えば、大抵のものが手に入ります。
世界一になれたら、絶対に楽しい人生になると思います。
そしてボクは、彼が将来稼ぐであろうお金に頼るつもりは、1ミリもありません。(もし世界一の金持ちになったら、それをネタに本を書かせてもらおうとは思っています)。
その代わり、ボクの財産も渡すつもりはありません。
子供は親の『投資商品』ではないのです。
「老後は面倒みてね」の一言が大きな呪縛となって、将来の可能性を潰すこともあります。
子どもを育てる前に、自分自身が育たなければなりません。
親が自立していれば、子どもはその姿を見て勝手に成長します。
親として、子どもの時間やお金を、奪うことがないようにしています。
すでにお気づきと思いますが、彼がやっているガチャガチャビジネスの基本構造は、不動産投資と同じです。
ガチャ本体を購入して、カプセルと中身をセット。
ボロ戸建をリフォームして、貸し出すのと同じです。
一旦、仕組みを作ってしまえば、あとは放置しても一定の収益が出せます。
ガチャガチャ営業は今も続いていて、安定したペースで売れているようです。
最初はカプセルと景品をセットで仕入れていたのですが、今では景品は単体で仕入れてコストを下げたり、カプセルをリサイクルしたりと、工夫して利益を出しています。
ガチャの横にハコを用意して、わざと空カプセル数個に置いておくと、売れている感が出て売上が増えます。
こうした消費者心理を利用した、セールス手法も学ぶことができます。
不動産と同じで、工夫をして手間をかけるほど売上も上がります。
かけ算の九九よりも先に、融資・投資・マーケティングを覚えさせることができるガチャガチャは、子供にとって優秀なビジネス教材かもしれません。
また次回お会いしましょう。
ではでは。
「安全DIY宣言」のマークは、危険を回避しながらでも本格的なDIYリフォームをすることができることを多くの人に知っていただきたくて作成しました。
権利のない自作の完全フリー素材です。
ご賛同いただける方は、ぜひご利用・拡散をお願いいたします。
安全DIY宣言
・危険な工具は使いません
・高所での作業はしません
・安全具なしで作業しません