日本有数の高い人口密度のまちでありながら、2014年に有識者らでつくる民間研究機関「日本創成会議」が独自の試算でまとめた消滅可能性都市に名指しされたことで一躍有名になった豊島区の中心地、池袋駅周辺で大きな開発が続いている。
■これまでの池袋に無かった大規模オフィス
2019年4月に開業したのが西武グループが西武池袋線上に建設したオフィスビル「ダイヤゲート」。池袋エリアでは最大規模のオフィスビルで、地上18階建て。ビルの外側に鉄骨がひし形に配されており、これが電車の運行計画図(ダイヤグラム)をイメージさせる印象的なデザインである。
1~2階はエントランスとカフェなどの店舗が入り、4階以上が賃貸オフィス。西武ホールディングスなど西武グループの3社も入居する。
2階に設けられたダイヤデッキからはビルの下を通り抜ける電車が見え、災害時には帰宅困難者の待機場所になる予定。
また、近い将来、駅とビルを繋ぐ連絡通路が設置されることになっているそうで、そうなれば利便性は大きく向上する。
池袋駅周辺ではタワーを中心にしたマン
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