EV大手テスラによる15億ドル分購入が引き金
現金保有額の1割に上る購入額に
代表的な暗号資産(仮想通貨)ビットコインの価格が2月16日、初めて1単位5万ドルの大台を突破した。その後、調整が入り、足元では4万8000ドル程度となっている。
電気自動車(EV)大手テスラなど、ビットコインをみずから購入したり商品購入に使えたりするようにしている企業が増えており、トレンドとしては今後も価格が上昇する可能性はある。
だが、やはり市場環境で価格が乱高下し、大きく急落するリスクがぬぐいきれない。現時点では不動産のような着実な「投資」先はなく、あくまで不確実な「投機」先にとどまるといえそうだ。
ビットコインの価格が5万ドルを超えるまで値上がりしたのは、テスラが15億ドル分のビットコインを購入したことが2月8日に判明したためだ。テスラの現金保有額全体の1割弱にあたる。
同社のEVをビットコインで購入できるようにする計画もあり、ビットコインへの安心感が高まって価格が高騰したとみられる。
マスターカードは仮想通貨での決
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