一住戸の中に土間仕上げのフレキシブルに使える空間と居室がセットになった、新しい形の賃貸住宅が誕生した。
元々は東京メトロの宿泊所で休憩室と宿泊室がセットになっているという珍しい作りで、それをリノベーション。今の時代にふさわしい、使う人が使い方を考えられる物件として再生された。
バッファのある、住み手が好きに使える空間を
このところ、住宅に住む以外の機能が求められるようになっている。コロナ禍で自宅で働く人が増え、オフィス機能が求められているのは広く知られている通り。
加えて副業・複業可の流れを受けて作業場、ギャラリー、小商い、教室などに使える場を求める声もあり、また一方で住宅内で体を動かしたり、趣味を深めたいというニーズもある。
そうした様々なニーズに応えられそうなのが代々木上原に誕生したメトロステージ代々木上原(企画・プロデュース/株式会社リビタ、所有者/東京地下鉄株式会社)である。
これは東京メトロの宿泊所をリノベーションしたもので、もともとは休憩室と宿泊室がセットになったユニットが3セットと共用トイレ、管理人室、倉庫があった建物。
従来の間取り
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