繁忙期の間に空いている物件を埋めたいと考えている人に、あまり費用をかけずに競争力を上げる方法をご紹介するシリーズ3回目では多くの人が考えがちな欠点を埋めようとして行うリフォームの無駄を省き、欠点を見えなくするやり方をご紹介しよう。
洗濯機置き場を室内に作っても差別化はできない
古い物件の場合、現在ではスタンダードになっている設備が付いていない、あるいはあっても使いにくいなどといったことがよくある。たとえば室内に洗濯機置き場がないというような物件はまだまだ世の中に多いのではなかろうか。
そうした物件をなんとかしようとする場合、多くの人は室内に洗濯機置き場を作ろうとする。だが、それは無駄なことも多いと数々のコンセプト賃貸で世の中の常識を覆してきたPM工房社の久保田大介さんは言う。
「洗濯機置き場を室内に作ろうとすると下手をすると100万円単位で費用がかかることもあります。しかも、洗濯機置き場を作ったがために冷蔵庫を使いにくい場所に置かざるを得ないことになったりするなど、間取り全体のバランスが悪くなり、逆に使いにくい部屋になってしまうこともよくあります。
そして、それだけの費用をかけたとしても洗濯機
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