健美家10月26日掲載のニュース、「 単身需要に異変”ワンルームが決まらない” 」を興味深く読みました。このニュースは私が感じていた事そのものだと、改めて考えさせられる内容だったからです。
参照:単身需要に異変、「ワンルーム入居者が決まらない」。所得格差のはざまに落ち込んだ可能性も
ワンルームはコロナ以前から供給過剰気味ではありました。それでも、外国人留学生や都心のサービス業で働く人たちの需要が増加していたため、諸条件をその時々の市況に合わせれば空室が埋まりやすかった、というのがコロナ禍前までの状態でした。
しかし、現在はその前提が大きく変化してきました。新型コロナが2回のワクチン接種後でも諸外国ではさほど沈静化に向かわない状況を見ると、しばらくの間、インバウンドやサービス業の大幅な回復はまず困難と思われます。
それ以外に、例えば大学受験生の地元国立大学志望増加もあるでしょう。これに加えて、首都圏の大学合格後に関して遠距離に実家があるのに一人暮らしをせずにあえて通学する、というスタンスが一般化してきています。
東京国分寺にある大学に山梨県から通学するなど、以前ならワンルームを借りた層が、今は実家...
参照:単身需要に異変、「ワンルーム入居者が決まらない」。所得格差のはざまに落ち込んだ可能性も
ワンルームはコロナ以前から供給過剰気味ではありました。それでも、外国人留学生や都心のサービス業で働く人たちの需要が増加していたため、諸条件をその時々の市況に合わせれば空室が埋まりやすかった、というのがコロナ禍前までの状態でした。
しかし、現在はその前提が大きく変化してきました。新型コロナが2回のワクチン接種後でも諸外国ではさほど沈静化に向かわない状況を見ると、しばらくの間、インバウンドやサービス業の大幅な回復はまず困難と思われます。
それ以外に、例えば大学受験生の地元国立大学志望増加もあるでしょう。これに加えて、首都圏の大学合格後に関して遠距離に実家があるのに一人暮らしをせずにあえて通学する、というスタンスが一般化してきています。
東京国分寺にある大学に山梨県から通学するなど、以前ならワンルームを借りた層が、今は実家...
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