昨日の前編に続き、富山の不動産投資家ツナさんのお話を紹介します。富山ならではの不動産需要の歪みを利用して資産構築を目指す中、1棟目の失敗、そして離婚という結果を招いてしまったツナさん。今回はその後、ホームレスを自分で客付けするなど、独自の手法でFIREを実現したツナさんの歩みを紹介します。
■不動産に全力投球していたのが裏目に
ツナさん
実は離婚騒動になる前に、アパートを2棟買いました。1つは12室ある築25年の鉄骨の物件で、入居率が5/12。これを頑張ってセルフリフォームして最終的に満室にしました。
この物件を買う時、600万円持っていたんです。それを見せ金にして1,200万円の融資を引いて買いました。そしてその600万円を使って、共同出資でもう一つ築40年の12室(持分1/2)のアパートを買いました。
でもこの共同出資の物件で一悶着あり、相手の持ち分も買い取ることになりました。この件に対処するのが一苦労でした。それまで不動産は個人で買っていましたが、この辺から法人でやることを考えるようになりました。
華子
すごくバタバタしていたんですね。
ツナさん
そうですね。ボロいアパートを買って直さないといけな
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