前回の続きです。金融庁の検査マニュアルが廃止され、来年以降、各金融機関の融資基準が変わっていく可能性があります。
私としては、銀行が最長融資可能期間について残存耐用年数を基本としていることと、路線価をベースとした積算評価の銀行評価基準を改善していただければと希望しています。
私が銀行で融資担当として自己査定をしていた時から疑問に思っていたことです。ただ、これらもエリアよって大きく差がでるかもしれません。
それでは、今回のコラムでは、銀行の融資スタンスが厳しい昨今、どう行動すればよいか、ポジション別に解説します。
■ 不動産賃貸業のキャリアが長く、財務内容が良い方
現在、銀行はサラリーマン不動産投資家に対する融資は絞ってますが、不動産賃貸業者に対する融資スタンスは変えていないところが多いです。
ここ数年、投資用不動産価格は、金融機関が本来は審査を通してはいけない融資をしていたこともあり、相場が高騰していました。それが融資スタンスが正常化されたおかげで、あるべき水準に戻りつつあります。これから買い時が来るでしょう。
今はまだ、高い時に買った売主との相場観の乖離により成約しづらいですが、長期間売れないと、...
私としては、銀行が最長融資可能期間について残存耐用年数を基本としていることと、路線価をベースとした積算評価の銀行評価基準を改善していただければと希望しています。
私が銀行で融資担当として自己査定をしていた時から疑問に思っていたことです。ただ、これらもエリアよって大きく差がでるかもしれません。
それでは、今回のコラムでは、銀行の融資スタンスが厳しい昨今、どう行動すればよいか、ポジション別に解説します。
■ 不動産賃貸業のキャリアが長く、財務内容が良い方
現在、銀行はサラリーマン不動産投資家に対する融資は絞ってますが、不動産賃貸業者に対する融資スタンスは変えていないところが多いです。
ここ数年、投資用不動産価格は、金融機関が本来は審査を通してはいけない融資をしていたこともあり、相場が高騰していました。それが融資スタンスが正常化されたおかげで、あるべき水準に戻りつつあります。これから買い時が来るでしょう。
今はまだ、高い時に買った売主との相場観の乖離により成約しづらいですが、長期間売れないと、...
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